【台風たまご】とは、今後台風になる可能性が高い熱帯低気圧を指しています。
台風が日本近郊に接近する前の、【台風たまご】の状態での情報をいち早く知ることが、ますます今後の防災面で必要なこととなっています。
お盆休みに入った方が多いかと思いますが、台風はもちろんのこと、さらなる台風の発生がお盆に及ぼす影響が心配ですよね・・
こちらの記事では
【台風たまご】の状態での情報を、各国のリアルタイムデーターを元に、いち早くお伝えしていきたいと思います。
世界最速で天気情報が入手できる【米軍】データをはじめ、最も正確だと言われているヨーロッパ中期予報センター、または気象庁の天気図など、世界各国のシミュレーションデーターを元にして、調査したことをご紹介していきます。
JTWC(米軍)による「台風たまご発生」最新情報
「米軍情報」台風たまごの発生状況は?
※8月12日(0時現在)
【最新】台風6号が、発生しています!
(下図で)赤い矢印で記されているのが、台風5号「MARIA(マリア)」
95Wの熱帯低気圧が、台風6号(ソンティン)です。
こちらの台風は、三連休明けには日本の東で勢力を落として熱帯低気圧になる予想です。
ABPW【西部北太平洋】の南海上は、モンスーントラフという広大な低圧部となっていて、熱帯低気圧が次々に発生しやすくなっています!
引き続き注視が必要です。
※日本時間は、表記の+9時間
TS(の表記) 台風(最大風速17m/s~)
※米軍と気象庁では台風の定義に少し違いがあり、台風の番号が日本の気象庁と米軍とで異なることがあります。
米軍の最新予想とは?
JTWC(米軍)= Joint Typhoon Center(米軍合同台風警報センター)
アメリカ合衆国国防総省の期間で、アジア太平洋地域の台風情報を調べています。
台風たまご情報に関して各国シュミレーションデータで一番情報が早いと言われています。更新は6時間ごと。
エリアは3つです。
●ABPW【西部北太平洋】※日本は、こちらのエリア
●ABIO【インド洋】
●CPHC【中部ハリケーンセンター】
JTWCは、アメリカ海軍と空軍が共同で運営し、熱帯低気圧の発生から台風への発達を監視しています。
●24時間以内に発達する見込みの低気圧 【High(赤)】
●発達する可能性はあるが24時間以上かかる見込みの低気圧 【Medium(オレンジ)】
●24時間以内に発達する見込みのない低気圧 【Low(黄色)】
と、分類しています。
Windyによる「台風たまご発生」最新情報
「Windy情報」台風たまごの発生状況は?
台風5号(マリア)の状況
台風5号は12日朝〜昼前に東北に上陸し、横断する見込み。その後は日本海で動きが遅くなり、14日頃にかけて影響が長引くおそれがあります。
台風上陸とのことで、東北地方はかなり心配な状況です。台風の上陸が予想されている地域の方は、充分にご注意下さい。
台風によるかなりの大雨が予想されております。
Windyによるリアルタイム情報
※リアルタイムでの、台風の位置・状況を確認しておきましょう!
Windyによる台風6号進路予想
台風6号も、気圧の影響で台風5号と同じようなコースをたどると思われます。
ただしこちらは上陸はせず、日本の東で勢力を落とすと思われます。
東北地方では引き続き注意が必要です。
Windyによる台風たまご発生状況は?
台風6号が発生した日本の南海上(黄色い枠内)は、モンスーントラフという広大な低圧部となっていて、熱帯低気圧が次々に発生しやすくなっています!
またすぐに、台風たまごが発生する可能性があります。
台風5号&6号関東への影響は?
関東地方は、大きな天気の崩れはなく、それほど影響はありません。(台風の動向に注意は必要です)
ただ、台風の影響でかなりの猛暑となっています!
Windy(ウインディ)による進路予想の詳細
Windy(ウインディ)とは?
米軍やヨーロッパ(ECMWF【欧州中期予報センター】)の情報を基に、世界中のリアルタイムの気象データや台風の現在地を提供しているチェコ発の人気のウェブサービスです。
雨・風・湿度などの情報も、見ることができます。
ECMWF(欧州中期予報センター)による「台風たまご発生」最新情報
「ECMWF(ヨーロッパ)情報」台風たまごの発生状況は?
2024 年 8 月 15 日木曜日 21 UTC (T+117)
※日本時間はプラス9時間が目安です。
こちらは、8月16日(金)辺りの、予想図となっています。
黄緑色以上の表示があるので、日本に影響を及ぼす可能性があります。
風速が色によって、表示されています。
日本では、黄みどり色以上(17m/s以上)の表示から台風と認定されます。
色が濃くなるほど風速は強くなり、注意が必要です。
ECMWF(欧州中期予報センター)による台風の強さ予想
ECMWF(欧州中期予報センター)は、10日間までの予想天気図を確認できます。
一般のアクセスも可能であり、世界一の数値予報精度と言われています。
まとめ
こちらの記事では、2024最新の台風たまごの発生状況(8月12日現在について)調査しました。
この人出の多いお盆の帰省シーズンに、東北地方に台風が上陸する予報です。
この時期に大変珍しいコースでもあるので、被害が心配されます。充分注意してほしいと思います。
台風とならなくても、低気圧が近づく可能性が今後もあるので、レジャー等には注意し、防災の備えもしておきましょう。
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