あなたや、あなたのお子さんは大学受験をする予定でしょうか?
ご存じの通り、大学受験は誰しもが『第一志望校』に合格できるとは、限りません。
【浪人】という、なんともいやな選択を、考えざるを得ない方もいるかと思います。
なかには「今年はだめかもしれないけれど…もっと勉強して、再度挑戦したい!!」と、前向きに浪人を検討している方もいらっしゃることでしょう。
浪人生活にはマイナスなイメージがかなり強く、お金もかかるし絶対にいやなものですよね、、
浪人体験者に、ほんとうのところ浪人生活とはどんなものか、本当の本音を聞いてみたい!
しかし現実には
『浪人生に、本音を聞く機会がない…』『浪人生の親に、浪人生活のことを聞きづらい…』
ということが、あるかと思います。
そんな、悩めるあなたのために!!
大学受験を経て、浪人を経験した子どもの親である私から
実際の【浪人生活】はどうだったのか。
浪人を体験した本人からの本音も交えて、記事にしてまとめてみました!
さまざまな目線からも、お伝えしていきたいと思います。
浪人生活は実際どうだった?
ずばり!浪人生活はどうだったのか?!
浪人生は「来年の大学合格」を目指して、ただひたらすら勉強するのみ!のイメージかと思います。
よほど勉強が好きでなければ、そんな生活はかなり辛そうですよね?!(メンタルやられそう…)
世間的には、どこにも属していないという…なんとも不安定なご身分です。学生に、なりたい人?といった感じ?!
親としても、あまり子どもが「浪人生」だということは、公にしたいものでは、ありませんでしたね、正直。人と話すことを避けがち…でした。
聞いてしまった人も、思わず困惑してしまうような、微妙な感じ…
【浪人生活】親目線ではどうだったのか?
大学受験生はもう成人なので、中学受験のように親が直接どうこうする!ということはありませんが、受験を成功させるためにサポートすることは、たくさんあったりします。
親としての陰ながらのサポートは、自分なりに気をつかってやってきたと、思います!
‥そんな生活が今としてみれば、親として充実しておりました。
浪人生活を選んだ理由とは?
どうして浪人したのか!?我が家の場合
高校三年生の、まだ受験シーズン前の秋頃のこと。まだ受験校の選定前の時期でした。
そろそろ、模試の判定を見ながら、受験校を選定していかなければならないな・・
そんなときに、私は行きたい大学しか受けない!と、受験生の娘に宣言されました。それも涙ながらに…
もちろん現役合格!を目指して、今日まで頑張ってきました。
まだ秋口だし、これからの頑張りによって「めざす大学の合格圏内」に入ることは、絶対無理な訳ではない…万が一の話でした。が‥
志望大学がかなりの挑戦校だったので、まだ時間があるとはいえ、現役合格はかなり奇跡がおきないと難しい状況でした。
子どもの希望は、親としてできる限り叶えてあげたい‥親であれば、誰しもが思うことだと思います。
が、現実問題、大学受験にはかなりの「お金」がかかってきます…
それに、やっぱり頭にあるのは「女子が浪人!?」「浪人することにより、同級生より1年遅れてしまうデメリット」など、マイナス面しか、浮かばなかったです。
もちろん『万が一の浪人』とはいえ「浪人してもいいよ!」なんて断じて即答することはできず。
我が家の経済状況と、浪人してしまった場合のデメリットについて、かなり話し合いました。
結論として「万が一の浪人」を許可することにしたのでした。
どうして浪人を許したのか?
親の気持ちとは
一番のネックは経済面
大学進学のための貯金はもちろんやってきたのですが、思ったよりは貯めることはできなかった。そして思わぬ理系進学。(中学まで数学が全然できなかったのです…あと、女子は文系だという先入観)
もちろん「経済的理由」で、大学進学をあきらめる人も、実際にいらっしゃることでしょう。
自分は大学進学はしていないのですが、やりたいことをするために親は支えてくれ、私が社会に出るまで、経済的不安を感じることはありませんでした。
今となって…親にはものすごく感謝しております…(自分が親となってみてわかる、、あたりまえじゃないんですよね、頭が上がらない)
もちろん、実家も我が家も一般家庭(サラリーマン家庭)
経済的理由で、わが子の夢である大学進学を断念させてしまうことがあったなら、一生後悔させてしまうことでしょう。
それなら、なんとしてでも【現役合格】させるべきですが…全力を出したうえで、改めて自分で答えを出してもらいたかった。若いうちの失敗は、致し方ないところもある。
苦しい経済面は、
仕事量を増やしたり、節約したり、本人もバイトしたり、なんとか金銭を工面しつつ…
そして運よく首都圏在住(ちょっと、端っこなのが難点)
人生の挫折経験‥誰にでも挫折はある。
正社員だった自分も、いろいろあって無職期間を経験したっけ、、辛かったけど、だから今があるし。
これからの長い人生、挫折してしまうことはきっとある、必ずあるでしょう。
人生で信念を通して、必ずやり遂げたいこと!を覚悟したときって、おのずとどこからともなく、サポートが入るものなのだな…と、今まで生きてきて本当に思いました。
(スピリチュアル的ですが、これは本当です!)
それだけの覚悟があってこそ!!
だから、絶対に大丈夫!!いずれは、すべてうまくいく!!(根拠はないが、そう思えた!)
浪人生活で得られたものとは?
メンタルの強さ!
受験はメンタル勝負
どんなに辛いことがあっても、あきらめない心!
が、勝者になる。
気付けば半世紀も、生きてきた私だからいえること。
人生で「絶対これをやり遂げたい!」「時間をかけてまで、成功させたい!」という時期だったりは、やはり若いときに体験してほしい。
年齢を重ねてしまうと、まずやり遂げる時間がなかったり。(今の私…)【いくら人生、遅すぎることはない】といっても、なにかとハンデがあったり。
お金だって、定年まで40年以上もある!働く時間は、まだたっぷり。
今しかできないことを、悔いなくやり遂げてほしい・・
そんな経験ができる恵まれた「浪人生活」は、誰しもが経験できないこそ、貴重な時間じゃないのか…と思いましたヨ!
私も可能であったなら「目標のために、ただひたすら頑張る時間!」が欲しい。(でも、この年齢だと、ないんですよ、これが)頑張れる時期は、案外少ない。
うらやましいです。目標を達成した後には、夢に見た新生活!
頑張ったからこそ、成し得た未来・・夢が溢れますね。
不安の乗り越え方がわかる!
とにかく不安・・・どうしよう?もうだめだ・・・
そう思ってしまうことは、人生誰にでもあります。順調そのものに見える人にもです!!
「浪人生活」では、社会に出るその前に「そんな不安を乗り越える」経験ができる訳です。
学生時代には、どんどん失敗もしていきましょう!そしてもちろん、成功体験も。
1度経験しておくと、乗り越え方がわかるので強いです!(自信もつくしね)
浪人経験者が語る!浪人生活とは?
1年浪人生活を経験した、わが娘…
ずばり!『浪人生活はどうだった?』かを、聞きました
簡潔にいうと『浪人生活』は?!
『勉強がたくさんできて、楽しかった!あっという間だった!!』
そうです。
大手予備校に通い、『私立大理系』を目指していたわが娘。
高校は進学校ではなかったので、周りは『大学受験』の雰囲気はあまりなかったよう…
授業も、普通の授業で…そんな中での大学受験でしたので、環境的には大変だったかと思います。
浪人時代を過ごした『大手予備校』は、私も見学をして驚きましたが…冷暖房設備が最高!(コロナ禍も、空気がよくて何の問題もなし)
教室やトイレがとにかくキレイ。エレベーターもあり。
自分の席が決まっているので、席をとる必要なし。不公平のないように、ローテーションしてくれる。
自習室も席取りなしで、自動で席がとれる!(コンピューター管理)
質問はいつでもOK!(家にいる時は、タブレットからすぐに可能)
予備校講師の授業が、面白い!!(成績がメキメキあがり、驚き)
環境的にも、かなり充実した浪人生活だったようです。
進学校ではない高校から通っていたので、入った時に友達がいなかったそうですが…
『浪人時代』には、結局一人も友達はいなかったそうです…
理系の少なめの女子…ということもあったのか?!
そもそも、友達を作る気もなく、かなり勉強に打ち込んでいたようでした。
予備校としても『友達はつくらなくてもいい(つくらない方がいい)』みたいな雰囲気だったそうです。
友達はいなくても、講師と積極的にコミュニケーションをとり、時間があると教えてもらっていたようです。今の子は、あまり講師に質問しないようで‥‥親身に教えてもらえたそう。
よく頑張ったのではないでしょうか!!
あっという間の予備校時代には友達はいませんでしたが、大学でたくさんいろんな人に出会えて、今は友達もいるので、予備校時代は勉強に専念するのもあり!
※これは人によるところだと思いますので、参考程度に聞いていただけたら!
浪人生活で失ったものとは?
同級生の友達は、もうすでに新しい生活を始めているのに、自分だけが出遅れてしまった・・という思いはあったかと思います。
細かく言えば、お金と時間…
でも、そんなものではないでしょうか!?デメリットは、思っていたほど多くはなさそうでした。
1年遅れてしまったからこそ、出会えた人ってきっとあなたもいますよね~~(大学の同学年の子は、みんなそうだし)
嫌なこともあったかと思いますが、よく頑張ってきた!!という自信がなにより、かけがえのないもの…
まとめ
辛い浪人生活・・それは、ただ勉強するだけの日々だと思ってしまうから。
輝かしい未来への、前段階ですよ!!
頑張れることがあって、そういう時間があるって・・素晴らしいしうらやましいです。
浪人生活を送ったことで、これからの人生どんなことがあっても、乗り越えられますよ!貴重な経験です。
親としても、結局のところ充実していました。
夢に向かい、頑張っていきましょう♪
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